【ヒプマイ】ヒプノシスマイク –Division Rap Battle- 2nd D.R.B、ドラマトラック感想

ようやく発売されがヒプマイ2nd D.R.BのCD。

新曲も待ち遠しかったけれど、何より聞きたかったのはドラマトラック!!

しばらく展開していなかったメインストーリーがどうなるのか、とっても気になっていました。

ヒプマイ2nd D.RCDのCDは、

イケブクロ VS オオサカ

シンジュク VS ナゴヤ

ヨコハマVS シブヤ

の3枚が発売され、それぞれ、各ディビジョンごとのドラマトラックが2話ずつ、計6話収録されています。

※例のごとく、ネタバレしてます

イケブクロ Buster Bros!!! Drama Track「Life is what you make it」

ヒプノシスマイク –Division Rap Battle- 2nd D.R.B『どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!』に収録されているイケブクロのドラマトラックが「Life is what you make it」。

二郎と三郎に天谷奴零が接触し、自分が彼らの父親であることを告げた、その後からドラマは展開します。

父親は死んだと一郎から聞かされていた二郎と三郎は、一郎から天谷奴が父であることを告げられ……

という展開。

一郎の告白を受けて、悩みながらも男として一回り成長した二郎と、天谷奴と二人きりで対峙しつつも己を強く持ってある決定をした三郎の姿が描かれています。

Twitterではかなり話題になりましたが、二郎が一郎を「兄ちゃん」ではなく「兄貴」と呼ぶようになるシーンは本当に最高。

ぜひ音声で聞いてほしいです……!

それから、一郎たちの母親がなぜ死んだのかという部分にも軽く触れられており、ここにも何か伏線がある様子。

母のドラマ、そして天谷奴零が息子たちから離れて中王区でヒプノシスマイクを開発するようになった経緯がかなり気になります。

 

このドラマトラックを聞いてから、イケブクロの新曲「Re:start」を聞くとさらにグッとくるものがあって、

イケブクロ、優勝して欲しい……!!!!

と強く思いました。

オオサカ どついたれ本舗 Drama Track「Aikata(s)Back Again」

ヒプノシスマイク –Division Rap Battle- 2nd D.R.B『どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!』に収録されているオオサカのドラマトラックが「Aikata(s)Back Again」。

盧笙と簓の関係性を2人が改めて見直すという流れで、意外だったのは、簓が思いのほか独りよがりだったところ。

でも終わりよければすべて良しで、オオサカ3人の仲良しなところがより深まり、それを感じさせてくれる楽しいドラマトラックだったと思います。

新曲の「笑オオサカ」もすごく楽しくて、これを聞くと、

オオサカに優勝してほしい!!!

と思いますね……

 

ヒプノシスマイク –Division Rap Battle- 2nd D.R.B『どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!』は、バトル曲の「Joy for Struggle」もめちゃくちゃカッコイイです。特に個人的には二郎の牙剥き出しなラップパートがすごく好き。

GOオオサカGOオオサカGO

GOブクロGOブクロGO

も音がすごく気持ちよくて、繰り返し聞いています。

ナゴヤ Bad Ass Temple Drama Track「和衷共同」

ヒプノシスマイク –Division Rap Battle- 2nd D.R.B『Bad Ass Temple VS 麻天狼』に収録されているナゴヤのドラマトラックが「和衷共同」(わちゅうきょうどう)。

和衷共同とは心を合わせてともに何かを行うことです。

このストーリーでは、なんと空却のお父さん、灼空さんもラップを披露!しかも空却より全然強くて、空却くんはあらゆる意味で己の至らなさ、未熟ぶりを父から指摘されて実感。

一方、十四くんのもとへ昔のいじめっ子が現れ十四くんのバンドを窮地に陥れたり、獄さんのもとへは、兄の死の真相を知る人物が訪ねてきたリ、とナゴヤのバックボーンが深く掘られるストーリーでした。

ナゴヤのストーリーも、この後の「開眼」にいい感じに繋がっていて、ドラマパートを聞いてから「開眼」を聞くと、また味わい深い!

ナゴヤの3人がこれまでよりずーっとカッコよく感じられるドラマトラック&新曲で、ウホウホです……

ああ、ナゴヤに優勝してほしい!!!

シンジュク 麻天狼 Drama Track「錆びつけば進めず、臆すれば誇りを失う。故に我々は己に否を焼べ、火を灯し続ける」

シンジュクのドラマトラックも盛りだくさんでした。

一二三のもとへ邪答院 仄仄(けいとういん ほのぼの)がやってくるのですが、彼女を警戒する合歓ちゃんが独歩に「一二三のもとへ行け」と指示する場面なんかがあったりして、合歓ちゃん、いい味出してます。

けれど独歩も邪答院 仄仄に陥れられ仕事を失うというとんでもない状況になり、麻天狼VS邪答院 仄仄のラップバトルがあったりで、かなり盛りだくさんな内容。

その一方、会社での独歩がこれまで以上に分かる場面があったり、「ど、独歩……!!!」というすごい場面があったりで、独歩ファンは必聴です。

でも、一二三・独歩と邪答院 仄仄の間に、過去にどんなことがあったのかという具体的な部分までは分からなくて(なんとなくは想像できるけど)、ちょっと?が残りました。それはこの先、明らかになるのかな?

いやー、もうホント独歩ちんがステキだったので、

シンジュク、優勝して……!!!

って思いましたね……

シブヤ Fling Posse Drama Track「Catch Us If You Can」

ヒプノシスマイク –Division Rap Battle- 2nd D.R.B『Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW』に収録されているシブヤのドラマトラックが「Catch Us If You Can」。

乱数の生死、幻太郎の兄のこと、そして帝統の家族のことが一気に全部噴き出てきたドラマトラックで、ほんっとうに聞きごたえありました!

まさにメインストーリーの軸に深く関わる情報がたっぷり。

幻太郎の兄はどうやらルポライター?だったようで、命をかけて中王区の悪事を調べていたこと、その原稿が存在することなども明かされ、さらに帝統が乱数のために母親と取引をする、という、もう超山場!!!

しかも、東方天乙統女によれば、「飴はもう作っていない」「飴の有無にかかわらず、乱数はもう長くない」だそうで、泣きそう……

けど、帝統の「乱数は絶対助かる!!」という力強い言葉が、私を始め多くのファンの心を支えてくれています……

もうこれ聞いちゃったら絶対、

シブヤ、優勝して……!!!

ってなるよね……

 

いやー、それにしてもシブヤのチーム曲もすごく良かったです。

白井悠介さんがラジオで「こんなに難しい曲初めて」「今までにないくらい練習した」と語っていたそうで、聞きながら「でもよく歌いこなしてる……」と思いました。

不安定な状態にいる乱数をそのまま表しているような音の乱高下が激しい乱数パートと、アグレッシブな帝統のラップ、それを支える幻太郎の美しい歌声。

まさに「今のポッセ」を曲で表現しているよなあ、と……

(実際、幻太郎が持っていた”あるもの”で先につながったし)

…………ポッセ!!!

ヨコハマ MAD TRIGGER CREW Drama Track「A dream…for good or evil」

ヨコハマのドラマトラックも、話の芯に深く絡んでいて聞きごたえがありました。

が、それ以上に面白かったです!!!

何がって、左馬刻の虫ワードが……

フラゲしてこの「A dream…for good or evil」を聞いた人たちがTwitterで「左馬刻、絶対虫好きでしょ」とつぶやいていた意味が分かりました。

左馬刻、虫好きだよね……

 

さて、それはさておき、新しいキャラもいっぱい出てきたし、コミックスには登場していたけどドラマトラックには出ないだろうと勝手に思っていた頸木も登場したり、さらに職場で後輩に慕われる入間銃兎の顔が見られたリと、ヨコハマファンにとっては嬉しい内容でした。

あと、左馬刻と合歓ちゃんの兄弟ラップがのも!

合歓ちゃんが中王区に残り続ける理由も分かり、なんていうか、「左馬刻の血を分けた妹だ……」って、きっとみんな思ったのでは。

芯の強い、しっかりした子だねえ。

体を張って二郎と三郎を守ろうとした、イケブクロサンセットビルのテロ事件の時の合歓ちゃんとちゃんと通じてるなあというのも、良かったです。

それから、次々登場する中王区の面々が本当に気持ち悪くて胸糞悪いのも、いいなあと思いました。

それでこそ、メイン18人を応援したくなるからね!

本当に、いっぱい楽しませてくれてありがとう、ヒプノシスマイク。

早く次のドラマパートが聞きたいんだけど、それは1回戦の結果が出た後か……!?

 

 

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