「魔法使いの約束」(通称まほやく)をプレイしていて気になるのが「厄災の傷」。
厄災の傷って、なんでこれが選ばれたんだろう?
「世界一強いオズが魔法が使えなくなったら面白い」「オズを最強にしないために」、オズの厄災の傷が「夜になると魔法が使えなくなる」ことだと書かれているインタビュー記事もありましたが、じゃあ他の魔法使いは?
そんな疑問がある中、厄災の傷について、面白い考察をいくつか見かけたので紹介します。
厄災の傷の考察1 本人の願望が傷になった
厄災の傷は、実は本人の願望を反映したという説。
⇒以降は私の「こういうこと?」という想像です。
中央の国
オズ:夜に魔法を使うと眠ってしまう(夜になると魔法が使えない)
⇒魔法使いではない人生を送りたかった?
(最強の魔法使いであるがゆえの孤独の裏返し?)
カイン:触れなければ相手の姿が見えない
⇒周囲の目を気にせずに生きていきたい or 誰もいない場所で生きていきたい
(周囲の注目を浴びながら人気者として生きてきた反動?)
北の国
スノウ・ホワイト:月がのぼる時刻になると絵に閉じ込められる
⇒ずっと同じ場所にいたい(現在はホワイトが死んでいるため、いずれバラバラになるという恐怖の裏返し?)
⇒絵は動かず変わらないものであることから、現状維持を望む気持ちの反映
ミスラ:眠れない
⇒眠りたくない(昼間の時間に満足していない(満たされていない)ので、1日をまだ終わらせたくないと思っている。親に構ってもらえない寂しがりの子どもや、仕事に追われてプライベートを置き去りにしている大人が、眠りたくない症候群になりやすい)
ブラッドリー:くしゃみをするとどこかに飛ばされてしまう
⇒囚人として牢獄に閉じ込められていたことから、自由になりたい
オーエン:幼いころのオーエンに人格が入れ替わる(優しく幼い人柄で、騎士=カインに特別な感情を抱いている)
⇒子どものころの自分を騎士が助けてくれたら、という思いの反映
東の国
ファウスト:見た夢が漏れてしまう
⇒口には出せない自分の夢(願望や抱えているものの重さ)に気づいてほしいという思い?
ヒースクリフ:強い恐怖を感じると黒豹に変身する
⇒圧倒的な強さを持つ存在になりたいという思い?
ヒースの豹は、イベント「銀宿る卵屋のファンタジア 〜東の国&北の国〜」で、”心の奥底にある願いが形になる”卵をかえしたら、豹が出てきたというエピソードから、この説はかなり公式の意図に近いのでは?と考えられます。
【専門店シリーズイベント予告】(1/2)
2月20日(日)18:00よりイベント「銀宿る卵屋のファンタジア 〜東の国&北の国〜」を開催予定!
ガチャにはSSRブラッドリー・ヒースクリフ・ネロのカードが新登場🧙♀️この卵からは、どんな望みが孵るのだろう。 #まほやく pic.twitter.com/6iGatxw5BA
— 魔法使いの約束【公式】 (@mahoyaku_info) February 17, 2022
西の国
シャイロック:定期的に心臓が燃えて苦しむ
⇒心臓を熱く燃やすほどの強い思いに苦しみたい?身を焦がしたい?
⇒⇒シャイロックが自覚していたかは分からないけれど、ムルに対して非常に複雑で強い思いがあったようなので、その思いがシャイロック自身にもわかるかたちで主張していると考えられない?
ムル:砕けた魂のかけらに実態が生じる
⇒自分のなかにいる無数の自分(同時進行する複数の考えや感情)をそれぞれ別で取り出して話したり、研究したり、シャイロックと遊んだりしたかった?
⇒⇒ムル自身も自分の中のさまざまな相反する感情に(傍から見えなくても)苦しんでいた(悩んでいた)可能性があるのかも??
厄災の傷の考察2 現状と正反対になった
中央の国
オズ:夜に魔法を使うと眠ってしまう(夜になると魔法が使えない)
⇒最強の魔法使いが魔法が使えなくなる
カイン:触れなければ相手の姿が見えない
⇒相手の姿が見えないというのは、そこに存在しないのも同じ。賑やかな場所で生きてきたかカインを包んでいた「賑やかさ」が存在しなくなる
北の国
スノウ・ホワイト:月がのぼる時刻になると絵に閉じ込められる
⇒二人はかなり自由に長期間生きてきたので、その反対は「絵=静止した世界」で「自由に動くことができない」
ミスラ:眠れない
⇒長時間眠る人だったとか、寝汚い人だったとかの描写はないのですが、ふと思ったのが「ずっと意識が起きていた」。寂しいという感情が分からないくらい長い間一人でいて、誰にも心を許せず緊張していた状態だったのでは??
ブラッドリー:くしゃみをするとどこかに飛ばされてしまう
⇒囚人として閉じ込められていた境遇の正反対、どこへでも行けてしまう
オーエン:幼いころのオーエンに人格が入れ替わる(優しく幼い人柄で、騎士=カインに特別な感情を抱いている)
⇒人格が正反対。そしてカインに対する態度も正反対(隠れた本音、人格がそのまま表れている)
東の国
ファウスト:見た夢が漏れてしまう
⇒夢どころか、感じたことや思いすら誰かに伝えることなくずっと孤独に生きてきた。その正反対が、本人の意思を無視して「夢」という「本音」が漏れてしまう
ヒースクリフ:強い恐怖を感じると黒豹に変身する
⇒内気で自信がない現状とは正反対の存在(強くて獰猛な猛獣)への変身
西の国
シャイロック:定期的に心臓が燃えて苦しむ
⇒バーの店主として、いつも優雅に振るまう姿の反対?
ムル:砕けた魂のかけらに実態が生じる
⇒???
まとめ
分からないところも多々あったのですが、考察1も2も共通しているところが多いなと思いました。
調べてみると他にもいろいろな考察をされている方がいて、なかなか興味深い…!
魔法使いの厄災の傷の話題だけで、一晩話せそうです。
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