2部7幕も配信され、いよいよ盛り上がっているA3!。
新しく登場したキャラの千景、九門、莇も魅力的で、ガイも楽しみです!
さて、昨年(2017年)にA3!の配信が始まってから約1年。
女性向けゲームアプリ市場だけでなく、ゲームアプリ全体として見ても、A3!が最も勢いがあり、多くのユーザーを獲得しているアプリであることに間違いありません。
Google Play「ベスト オブ 2017」の2部門で入賞したことからもそれが明らかとなっていますし、2018年は山手線にラッピング電車を走らせ、2018年3月7日に発売された「春夏秋冬☆Blooming!」は累計約5万枚を出荷(2018年4月末時点)、売り上げランキング最高3位に輝いています。
参考
http://anisonsinger.blogspot.jp/2017/02/a3.html
昨年に引き続き2018年も、もっとも注目を集めているゲームアプリであることに間違いはありません。
さて、それでは一体なぜ、こんなにA3!が注目され、多くのファンを惹きつけているのか。
その魅力を考察してみたいと思います!
A3!はこんなにすごい!
まずは、A3!がどれだけ勢いと人気があるアプリなのかというのを、数字から追ってみましょう!
ダウンロード数500万
配信開始5日目 100万ダウンロード
約1ヶ月後 200万ダウンロード
約7ヶ月後 400万ダウンロード
約1年1ヶ月後 500万ダウンロード突破
CD売り上げ、トータル8億円
約8億円
MANKAI☆開花宣言(2017年2月発売)から春夏秋冬☆Blooming!(2018年3月発売)まで10枚累計
(2018年4月時点)
半分のCDが、売り上げ最高順位3位
うち、5枚が売り上げランキング3位にランクイン
・A3! First SUMMER EP
・A3! First AUTUMN EP
・A3! Blooming SPRING EP
・A3! Blooming AUTUMN EP
・春夏秋冬☆Blooming!
秋組、強い……!
リベル・エンタテイメント 売上高68億円親会社の赤字を黒字化へ
2017年12月期決算報告によれば、
・売上高 68億円
・営業利益 30億円
・経常利益 30億円
・最終利益 18億円
参考
http://gamebiz.jp/?p=205176
ちなみに、リベル・エンタテイメントの親会社アエリアは、売上高158億、営業利益26億を達成。
前々期は営業利益が16億円の赤字、経常利益は14億円の赤字、純利益は21億円の赤字で、2.6倍の増収増益。
A3!がアエリアを救ったといえます。
参考
http://gamebiz.jp/?p=204150
リベル・エンタテイメントがA3!のプロモーションをめっちゃ頑張っている
A3!は株式会社リベル・エンタテイメントが作成・開発・プロモーションしているゲームです。
A!がこんなに成功しているのは、ひとえにプロモーションが成功しているからといっても過言ではないでしょう。
・TVCM
・渋谷&戎橋大型ビジョン プロモーション映像上映(各組 4回)
・池袋駅ジャック
・池袋駅と大阪市営地下鉄で1年を振り返るポスタージャック
・山手線ラッピング電車
・コラボカフェ
・ナンジャタウンコラボ
ざっと思い出せる限りで書いてみましたが、まだまだありますよね。
ゲームの配信が始まって約1年あまりで、これだけのプロモーションをしているタイトルは非常に珍しいのではないでしょうか。
メーカーの押しの姿勢が成功した非常に良い事例だと思います。
キャラの魅力が一番!
と、お堅い内容でここまで来ましたが、何よりA3!の魅力って、キャラにあると思うのです!
そうですよね!?
ここからはとっても個人的な見解になってしまいますが……
他の、人気がある女性向けゲームアプリって
・刀剣乱舞
・アイドリッシュセブン(アイナナ)
・あんさんぶるスターズ(あんスタ)
・イケメンシリーズ
・夢王国と眠れる100人の王子様(夢100)
あたりが有力でしょうか。
いずれも2017年以前からある、流れが早いアプリゲーム界においては老舗とも言って良いタイトルですが、ここに2017年からはA3!も加えて良いでしょう。
もちろん、個人個人で雰囲気やストーリー、ゲームの内容などから好き嫌いはあると思います。
さて、どのゲームも魅力的なイケメンが登場して、イケメンを育ててイケメンとの物語を楽しむという要素があるのは外せないのですが……
A3!はイケメンが少ない
A3!って、実はゲームに登場するキャラのイケメン率が低いって、気づいてました?
あんスタやアイナナは、アイドルという設定から、間違いなくキャラ全員、そのままアイドルになれる容姿のイケメンです。
刀剣乱舞やイケメン戦国、夢100はすでに舞台設定が現代ではないのですが、ほぼイケメン設定。
ところがA3!は、公式からはっきりと「モテるタイプ」と言われているのが、
茅ヶ崎至
碓井真澄
摂津万里
の3名だけなんです!
(あとは丞が、役者として人気がある、という設定。しかし、男性として人気があるというわけではないらしい)
参考
https://gamegift.jp/news/1482121275665070
もちろんA3!のキャラはみんな舞台役者なので、舞台に出てそれなりに見栄えがするルックスであることは間違いないのですが、ほとんどのキャラが、ストーリーの中のどこにも「イケメン」とは書かれていないのですよ……!!!!
私の記憶の中では、1幕の冒頭で、シトロンを見た監督の心の声で「きれいな人だ」というような表現があった気がしなくもないのですが……そもそも、外国人だから顔の作りが違うからね。
あとは、至が「その顔に産んでもらえたこと、親に感謝しなよ」と幸に言われていて、幸も可愛い系なので、ニコッと笑えばたいてい許されるルックスである、という程度でしょうか。
太一にいたっては「モテたい!」とモテの研究にいそしむ毎日だし、紬も「地味で普通」だと評されています。十座もキャーキャー言われるより怖がられて避けられるルックス。
他のほとんどのアプリに登場するキャラがイケメンで、見ただけでうっとりしちゃうようなルックスであるのに対し、A3!のキャラは、一部イケメンがいるものの(芸能活動している天馬も整ったルックスのはず)あとは、親しみやすいといいますか……おそらく、「身近に本当にいそう」なルックスっぽいのです。
なのにここまで魅力的って……スゴイ。
運動が苦手なインドア系キャラが多すぎる!
ゲームに出てくるイケメンの定義って
・ルックスが良くて
・背が高くて
・勉強ができて
・高収入で
・運動神経も抜群!
・性格はSや塩でも、喜ぶ女子がいる
こんな感じですよね!
特に、ルックスと運動神経は欠かせないと思います。
何かあったとときに、ヒロインを守ってくれないと困るからね!
ところがA3!は……
運動がどちらかというと苦手な人が、多いですよね。
例えば至さん。
こちら、イベント「夜を歩け!」より。
部屋に籠ってゲームばっかりしているから運動不足だし、やる気もない(笑)
有栖川誉も「ペンより重いものは持たない」と宣言しているし、紬も運動が苦手です。
6幕「続・克服のサマー」では、皆で野球をやろうという企画に対し、幸と東さんは不参加です。
咲也も1幕で殺陣に苦労していました。
運動神経がいい、運動が得意だとはっきり設定から分かるのは
碓井真澄/斑鳩三角/向坂椋/兵頭九門/摂津万里/兵頭十座/伏見臣/七尾太一/古市左京/泉田莇/高遠丞/御影密
(秋組はアクションをするので、自動的に全員入れました)
7幕配信時点で、23人中12人。
なんと約半数。
明らかに運動が嫌いな人や苦手な人もいるというのが、A3!の凄い所だと思います……
なんかもうこの時点で、最近のユーザーは
「完璧なイケメン」を求めているのではなく「不完全でも面白味がある人」「ドラマ性が見える人」を求めていることが分かりますよね……
茅ヶ崎至のダメっぷり
A3!の人気投票が先日ありましたが、その1位に輝いたのが、茅ヶ崎至でした。
A3!ユーザーからは絶大な人気を集める神ゲーマーたるちこと茅ヶ崎至ですが、顔がいいってのを除くと、びっくりするくらいダメ人間です。
・収入のほとんどをゲームに費やす廃課金ゲーマー
・コミュ障
・運動苦手
・嫌なことは、はっきり顔に出す
第1幕 The Show Must Go On!より
外面は良くて会社ではスマートに振る舞っていますが、正直ダメダメ。
顔は良くて仕事はできても、彼氏にはおススメできないタイプです。

散らかりまくった汚部屋でスカジャンに身を包みゲーム三昧、気が乗らないことには露骨に嫌な顔
けど、こんな至さんですが……
シーズンイベント『hAve A greAt trip!』では、海外旅行が初めてで、一人で行きたい美術館に行けない三角のために、ゲームをやろうという計画を取りやめて三角に付きそうという、年上らしい優しさを見せます!
コミュ障だった至が、だんだんとカンパニーの皆に心を開いて寄り添っていく様子が、彼の成長を感じさせて……
すっごく良いんですよね!
至さんの場合、どんなに成長しても、やっぱりゲーマーで重課金なんだろうけど、そこもまた魅力になっているっていう。
そしてやっぱり運動は好きじゃなくて、外に出て鍛えることなんて何の興味もなくて、部屋でゲームしているのが一番っていうところも変わらないんだろうなと思います。
そんなダメさもオイシイ。
ダメなところがあるからこそ、魅力的!
それがA3!のキャラの魅力なのではないでしょうか!
無料で聞き放題★