先日発売されたシンジュクディビジョン麻天狼の2ndアルバム「麻天狼-BeforeThe2ndD.R.B-」、ドキドキしながら買わせて、聞かせていただきましたー!
レビューが遅くなってしまいましたが、曲はどれもかっこいいしステキだし、ドラパは面白くて衝撃的でした。
そんな「麻天狼-BeforeThe2ndD.R.B-」から、何よりお楽しみだったドラマパート「過去からのChaser」を振り返ってみたいと思います!
もくじ
寂雷先生がいろいろ巻き込まれてかわいそうだった
「過去からのChaser」では、寂雷に中王区から電話がかかってくるところから始まります。
東方天乙統女に呼び出された寂雷は、彼女から「真正ヒプノシスマイクを完成させるために寂雷のスキルが必要。手を貸してほしい」と頼まれます。
頼まれたというよりも、現在は病院で昏睡状態になっている神奈備 衢(かんなび よつつじ)を盾に取られて脅されたというほうが正確なのですが……
東方天乙統女との会話で、これまでに明らかにされていたり、曖昧だったり、初めて出てきた内容がいくつかあったので整理しました。
- 真正ヒプノシスマイクを完璧なものにするために、寂雷の回復スキルが必要
- ラップアビリティは、ヒプノシスマイクを使い続けスキルを向上させた人の一部に出現する特殊なスキル
- 真正ヒプノシスマイクを使われ催眠状態になると眠ってしまい、催眠を解かない限り目覚めない
- 真正ヒプノシスマイクで精神を書き換えるとラップアビリティが消えてしまう
そうそう、「過去からのchaser」にも乱数が登場します。といっても、クローン乱数のほう。
寂雷の目の前にテロリストとして捉えられていた紫藤百舌九が引き出され、彼に対し乱数(クローン)が真正ヒプノシスマイクを使い紫藤を眠らせます。そして真正ヒプノシスマイクを使ったクローン乱数は絶命。
寂雷はそこで、乱数がクローンだったことを知ることになります。
試聴ドラパの釣りのシーンでは、一二三の過去がちょっと明らかに
さて、悩みごとを抱えたまま独歩、一二三の3人で釣りに出かけた寂雷。
ドラパで公開された、あの部分です。
独歩が長靴を釣り上げるコミカルなやり取りがあったあとで、寂雷が昔、乱数との間に起こったことについて2人に語ります。
神奈備 衢(かんなび よつつじ)という青年がいたけれど、乱数が原因で今は昏睡状態になっていること、
なぜ乱数が衢を眠らせたかについて本人に問い詰めたけれど、のらりくらりとかわされてしまったこと、
そしてそれが原因で乱数と仲違いし、同時期に左馬刻と一郎にも何かがあって、TDDで集まることがなくなってしまい、解散に至ったこと。
寂雷の話を聞いた一二三は、自分の過去についても寂雷に打ち明け、女性恐怖症になったのは、高校時代の同級生が原因だったと話します。
一二三はその相手のことをこう語っています。
「絶対に許せないと思った人がいた、今でも許したくない。それでも今 会って、そいつと冷静に話がしたい。そいつのことを理解したい。そしたらあのときのことを許せるかもしれないし、許せないかもしれない。それでも前にはすすめるからね」
そしてその同級生を知る独歩もこう語ります。
「俺はあの子と永遠に分かり合えないと思う」
いったい何があったのか、本当に気になる……
一二三が許せないと思い、独歩が永遠に分かり合えないと思った相手がした出来事ってなんだったんだろう???
それにしても、先生と独歩と一二三の3人の釣りの場面、予想以上に一二三が独歩に対してチャラくて無責任で(笑)笑いました。
長靴を釣り上げた独歩に、やさしい言葉をかけてくれるのは一二三だと思ってたんだけど、先生だったなー……
ひたすら茶化し続ける一二三と、よく独歩は長年友達でいるなと……(笑)
最後は釣り堀に落とされてるし(笑)
寂雷と獄の関係
さてさて、「過去からのChaser」は前半はシンジュク一色なのですが、後半にはナゴヤがたっぷり登場しています!
なぜナゴヤ!?と思ったのですが、寂雷と獄は旧知の仲という設定だったんですよね~!
裁判でシンジュクに来ていたという獄は、大学時代ぶりに寂雷に連絡をして、バーで一緒に飲みます!
大人なシーンだ!と思ったら、寂雷はグレープフルーツジュースをオーダーしてて、めちゃくちゃかわいいかった💓
先生、バーではグレープフルーツジュースなんだ……
アルコール抜きのテールレスレスドッグじゃないの~💓
2人は中学からの同級生で、大学では2人とも医学部に籍を置いていたことが判明。
獄は勉強もスポーツもゲームも寂雷に勝てたことがなく、このまま同じ医者になったら一生負け続けると思い医師を止めて弁護士になったことが明かされます。
ってか、獄、超ハイスペック……
寂雷は獄が弁護士になったことを人づてに聞いてはいたけれど本人から明かされるのは、このバーでのやりとりが初だったようです。
そうそう、お決まりのアレもありました。
「俺には許せないものが2つある。
ひとつ、クラシックを流すバー。
もうひとつ、お前(寂雷)から見下されることだ」
もちろん寂雷は獄を見下してはいないけれど、獄は「俺がそう感じたらそうなんだよ」と強い口調で言いきっていて、
中学時代から20年以上抱え続けてきた獄の劣等感の強さが感じられ、なんだかすごく切なくなりました。
「どう頑張ってもかなわない同級生がいる」
とか、みんな味わってきたんじゃないかな……
なんだって人並み以上にできてしまう寂雷は、獄の思いに気づいていたのかどうか、気になります。
(多分)一番近くにいたであろう獄にずっと劣等感を与え続けていたということになると、先生って実は学生時代、すごく孤独だったのかなとか、思ってしまいました。
端から見たらできすぎて近寄りにくい感じだろうけど、同じくらいできて近いポジションにいる友人からはねたまれているっていう。
辛いね……😢
空却&十四もなぜか大暴れ
さて、ドラマトラック後半では、空却と十四も東京にやってきます!
電話で獄がシンジュクにいることを知った空却は、獄が前回のディビジョンラップバトル優勝者である摩天楼のスキルをチェックしにいったのだろうと思い、「ひとりだけ抜け駆けさせてたまるか!」と十四を無理矢理連れてシンジュクに乗り込むのです。
って、東海道新幹線使ったのかな。長距離バスかな?😊
もちろん、麻天狼のメンバーの連絡先や自宅なんて知らない空却は、一二三のホストクラブに押しかけて……
ホストクラブで大騒ぎするナゴヤと、ホストクラブのスタッフに呼び出されて店にやってきた一二三と独歩のやりとり、そしてラップバトルがメチャクチャ楽しかったです。
っていうか、暗くなりがちな要素が多かったこのドラパの中で、ナゴヤの若手2人のやり取りがすっごい癒しだった……!
ホストクラブでの十四くんがめちゃくちゃかわいいし、ナゴヤVSシンジュクのラップバトルも聞きごたえあるので、ぜひCDでドラパを聞いて欲しいです!!
あー……
満足した💓
そういや、chaserって聞いて、居酒屋やバーで出てくるお水のこと?と疑問だったのですが💦調べたら、
追手、追撃者という意味でした。
またひとつ賢くなったよ、ヒプくん、ありがとう。
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