【NU:カーニバル】エイトとハシュトの意外な共通点

完全に成人向けのBLゲーム「NU:カーニバル」(ニューカーニバル)。

主人公のエイトが異世界に飛ばされ、そこで大魔法使いとして、眷属の仲間たちと旅をするという話なんですが、エイト自信は別に魔法使いでもなんでもなくて、ただお客さんから預かった「不思議な石」を持っているというだけです。

このエイト、かつて異世界にいた「ハシュト」という魔法使いに「魔力がすごく似ている」そうなのだけれど…?

何気なくストーリーを読み進めていたのですが、先日「あれ!?」と、あることに気づきました。

エイトとハシュト、名前の共通点

こちらが「NU:カーニバル」の主人公エイト。

ゲームをプレイしていると、エイトが飛ばされたクライン大陸にかつて存在していた大魔法使いハシュトという人物の話が、登場人物の口から語られます。

ハシュトはあまり優しい性格ではなくて、でも強い魔力を持っていたらしい…

そして、エイトはハシュトとは見た目は全然違うけれど、魔力がとても似ているそう。

「ふーん、そうなんだ」と読み飛ばしていたのですが、8章でブレイドが登場し、ブレイドがエイトを「ハシュト、ハシュト」と呼ぶのを見ていて、ふいに気づきました。

「あれ!? ハシュトって……!」

 

実は私ペルシャ語を少しかじっているのですが、ハシュトって、ペルシャ語で数字の8のことなんです。

 

エイトという名前を、ただの文字の並びとして認識していたけれど、思わぬ共通点を見つけてしまいました……!!!

エイト eight 英語の8
ハシュト هشت ペルシャ語の8

エイトは「8」を意識してつけられた名前だったんですね。

しかし、なんでここでペルシャ語……?

ペルシャ語では数字の表記の仕方も、私たちが普段使う「1、2、3」というアラビア数字ではありません。

アルファベットのVをひっくり返した形が「ハシュト」です。

今後、この形がどこかで出てきたら要注意かも!?

他のキャラクターの名前は、エスターやエドモンドなど、普通の西洋の名前が多いので気になります。

ちなみに、私が知っている範囲では、他にペルシャ語由来の名前の持ち主はまだいないようです。

「8」の持つ意味とは?

ところで、日本語で8(八)は、「末広がりで縁起がいい」と、良い数字として扱われていますが、海外ではどんな意味を持つ数字なのでしょうか。

中国でも財産にかかわる数字として、縁起がいい数字です。

旧約聖書では、ノアの箱舟に乗って助かった人間の数が8人。

888はカバラ数字でイエス・キリストを表すと言われています。

聖書には「7」がたくさん登場します(イエスは7日目に創造するのを休み、エジプトは7年間の豊かさと7年間の飢饉を味わい、黙示録には7人の天使や7つの星、7つの印章が登場します)。

キリスト教において7は「完全」を意味する数字だと言われています。

「完全」を意味する数字の「次の数字」が、NU:カーニバルの主人公と大魔法使いにつけられていると思うと、ちょっと感慨深いものがあります。

NU:カーニバル 公式サイト

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