【ヒプノシスマイク】コミカライズ3巻、最高でしたー!

ヒプマイのコミックス3巻が、2020年4月後半に続々発売されました!

各巻には書き下ろしの短編とCDが付属していたので、さっそくレビューさせていただきます!!

ヒプノシスマイク -Before The Battle- The Dirty Dawg(3)

まずは一足早く、4月17日に発売されたTDDのストーリーから。

こちらは書き下ろしの短編が収録されていて、その短編をもとにしたドラマトラックと、寂雷&乱数によるデュエットソングが収録されたCDが特別版に付属されています。

描き下ろし新作短編&ドラマトラック 寂雷&幻太郎

時間軸は、ヒプノシスマイク -Before The Battle- The Dirty Dawg(1)の、寂雷と乱数が出会ったあと間もなく、2人が日本に帰国して寂雷が乱数からラップのレッスンを受けていた時期だと思われます。

乱数は寂雷のラップスキルを高めるため、寂雷に特訓を行うに。

乱数が考えた3つの”特別プログラム”とは……?

寂雷が可哀想すぎる展開で、特にドラマトラックで聴ける速水さんの「叫び」は貴重です……!

けれど最後にしんみりさせるいい場面があって、寂雷の人間力の高さを感じました。

笑ったあとにほのぼのできて、いいドラマトラックだったなあ。

シナリオライターは「いなばちえこ」さん。

LESSON 神宮寺寂雷&飴村乱数

ノリノリですごく楽しい曲!

作詞pecp、作曲・編曲Cosaqu

アップテンポで踊り出したくなるよなポップな曲です。

シブヤっぽい雰囲気の中に寂雷先生の渋い声が混じるのが、すごくすてき。

冒頭に寂雷先生のいい声で「1,2,3,4!」って入るのが好きです。

寂雷、かわいい……

そして乱数がすごく楽しそうで、雰囲気いい!

これライブでやったら盛り上がるんだろうな。

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M(3)

最高!

本当に最高でした!

Once Upon In Shibuya 夢野幻太郎&有栖川帝統

CD収録の夢野幻太郎&有栖川帝統デュエットの新曲「Once Upon In Shibuya」(作詞・作曲・編曲 ALI-KICK)から大爆笑。

こちら、祭りで的屋の帝統と客の幻太郎のラップ!

祭りのお囃子のような伴奏に帝統と幻太郎のコミカルなリリックがテンポよく展開しますが、すっごく面白い!

帝統をおちょくる幻太郎と、いつも通り元気いっぱいでちょっと間抜けな帝統がすごくかわいくてたまらないです。

これ、一郎&左馬刻のサウナラップに匹敵する名曲~~~!

最期の最後まで笑わせてくれます。幻太郎も帝統も最高。

これは絶対に聞いてほしい……

ドラマトラック 夢野幻太郎&有栖川帝統

ドラマトラックもホント最高。幻太郎と帝統の組み合わせ、最高に好きです。

ある日の帝統は、「朝一番のお茶には茶柱が立って、おつりは777円、信号は全部青信号でノンストップで歩けた」という、すっごくツイていて運が良い帝統に出会った幻太郎。

ところが「それだけツイていると運もすぐにつきそうですね」と幻太郎。

そこに幻太郎へメールが。帝統の名前で応募した懸賞が当たり、型焼きせんべい1年分が当たったことが判明!

これ以上運を使わないためには、試練を受けなくてはいけない、と幻太郎。

幻太郎が帝統に貸す試練とは……?

 

かなり面白い展開かつ演技で、本当に楽しかったです。

ちなみに、このCDで帝統もたまには仕事をしていることが判明!

微妙過ぎる仕事ばかりでしたが、帝統がギャンブルだけしているわけではないということが明らかになりました…!

シナリオライターは「いなばちえこ」さん。調べたのですが、いなばさんが執筆された他の作品は探せず……

でもすごく面白かったから、またいなばさんのシナリオで聴きたいな。

 

こちらの描き下ろし短編では、ラップバトル終了後のシブヤ・シンジュク・ヨコハマが出会って挨拶をする日常の場面が描かれています。さらに、マンガのラップシーン制作裏話が2P収録されています)

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side B.B & M.T.C(3)

B.B&M.T.Cに収録されたのは銃兎&理鶯のドラマトラックと新曲でした。

が、こちらは先にレビューした2作とはちょっと雰囲気が違い……

ドラマトラック 入間銃兎&毒島メイソン理鶯

警察無線を傍受した理鶯は、銃兎が怪我をして休んでいることを知り、銃兎の家を訪れます。

理鶯、無線を勝手に聞いたりもするんだね……、さすが軍人!

理鶯が手土産に食料を持ってきたと聞いてビビる銃兎でしたが、自家栽培の野菜でつけたピクルスとハーブティーという内容で、ホッと胸をなでおろします。

私の記憶が確かなら、銃兎のプライベートスペースが描かれたのは今作が初。

銃兎の家にはやかんや鍋がないことが判明(お湯はウォーターサーバーで出す)。そしてやかんがないだろうと理鶯がやかんを買って持ってきたのですが、それが沸騰すると音が鳴るやかんで、音が鳴ったときに銃兎が過剰に反応して、ちょっと驚きました。

これ、何かの布石なのかな?

銃兎は悪意がある人間に嵌められて怪我をしたのですが、それを知った理鶯が銃兎と一緒に復讐しに行くことに、というダークな展開。

けれどそんな中にもクスッと笑えるポイントがいくつか混じっています。

プライベートの銃兎と理鶯の姿ってこんな感じなのか……という驚きがありました。

理鶯は誰に対してもフラットで等距離で心を開いている感じですが、銃兎はなんだか潔癖な感じが随所にあって、それもまた銃兎らしいなと。

最期のオチも好きです……!

Private Time 入間銃兎&毒島メイソン理鶯

作詞:マチーデフ 作曲:マチーデフ・KO-ney 編曲:KO-ney

大人っぽいしっとりした仕上がりになっていて、1番では銃兎のプライベートタイム、2番では理鶯のプライベートタイムがそれぞれのボーカルで歌われています。

2人のラップの掛け合いなどがないそれぞれ独立した構成で、そういう意味でもシブヤ、乱数&寂雷の曲とはタイプがだいぶ違う感じ。

コミカルさもありませんが、ところどころ歌詞のワードがドラマトラックにつながっている部分があります。

これまで全く触れられなかった銃兎のプライベート(スペース)が見えて、左馬刻がいないときの銃兎と理鶯の姿が見えて、さらに電車に乗る理鶯と周りの反応がわかったというだけでも、今回のCDはすごく儲けもの。

ハマ推しとしては、ありがとう、ありがとう……という感じです。

ハマらしいしっとり感&オトナ感があって、満足の1枚でした!

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