【まほやく】シノの過去が、知れば知るほど切ない…

「魔法使いの約束」(まほやく)のアプリ内で、フォロー(フレンド?)になっている方の一言を見ていると

「シノの親愛ストが切ない」

「シノが尊い」

的なことを書いている方が複数いて、「え、そうなの?」と思っていました。

先日ようやくシノの親愛ストーリーを読み、「これは…」と思った直後に、「雨の街」でシノが話すネロへの印象のエピソードを読んでさらにやられてしまったため、改めてシノについて書いてみようと思います。

シノは自信満々で自己顕示欲が強いイメージだったけれど…

メインストーリーやイベントストーリーを読んで感じていたシノのイメージは

  • ヒースクリフが大好き
  • ヒースのお父さんとお母さんも大好き
  • ブランシェット家が大好き
  • 森番の仕事に誇りを持っている
  • 手柄を立てて認められたい
  • 魔力が強い一方、自己顕示欲・承認欲求も強い
  • 純粋

こんな感じでした。

シノが活躍する場面も多くあったはずだけれど、ブラッドリー&ネロやオズ&アーサー、カイン&オーエンの関係性、ミスラ、フィガロ、ファウストなどの独特で個性も強いキャラクターの影に隠れてしまい、いまいち印象に残りにくい印象がありました。

1周年のイベストでヒースを守ろうと大活躍したところくらいしか、(ごめんなさい)はっきり覚えていないです。

でもことあるごとに、賢者やヒースに認めてもらいたがって、ドヤ顔をしているイメージが、「生意気だけどカワイイ弟」ポジだなーと思っていました。

微妙に見え隠れするシノの影

でも、シノをメインにして育成に行くと、ポツポツ出てくるエピソードで、

ブランシェット家に来るまではあんまり幸せじゃなかったっぽいな…

ということが分かり、孤児で誰も守ってくれる人がいないなかで逞しく生き抜いてきた子、という別の側面も見えていました。

けれどもだからといってそれほど悲惨な幼少時代というイメージもなかったのですが…

シノがネロに対して抱く印象

「雨の街」の育成で、シノがネロに対しての印象を話すサブエピソードで、私の持っていた印象は大間違いだったことに気づきました。

シノは賢者からネロへの印象を聞かれたとき

「飯がうまい」

「おまえの分はもうないとは言わない」

と答えたのです。

飯がうまい、は分かるけど……

え???

「おまえの分はもうない」

って??

と思いながら読み進みと、

シノはこれまでだいたいのところで、食事のときに

「おまえの分はもうない」

と言われることが多かったのだと語ります。

 

え、

なにそれ……

 

シノがブランシェット家に来る前にどこにいたかは知らないけれど、

これって満足に食事を当たられていなかった可能性があるってこと?

しかも、「おまえの分は」ということは、

そこには食事があるのに、シノには与えられなかった(もしくは、シノが満足する量は与えられなかった)のではないかと考えられるのです。

 

そんな………

 

シノ………!!!!

 

シノはヒースとお互いの背を青と緑の線でマークして、成長の記録を残してきた、というエピソードもありましたが、シノの身長はそれほど伸びず、ヒースはすくすく育ちます。

シノが身長を気にするような発言をする箇所も、どこかにあったような気がしますが、

これも、子どもの頃に栄養が足りていなかったせいで大きくなれていないのではないかと考えてしまうと

切ない……

孤児だった頃の話

シノの親愛ストーリーにもグサッと突き刺さるようなエピソードがありました。

昔は残飯をあさっていたこと。

死にかけて倒れていても迷惑そうにされるだけで、誰も助けてくれなかったこと。

誰一人シノの話に耳を傾けてくれる人がいなかったから、聞いてもらえるように「何者か」になりたい、そのために手柄や名誉が欲しいのだとシノが賢者に語るのを読み、シノに抱いていた印象が変わって、すごく愛しくなりました……

だからシノは認めてほしいんだね…

シノはさらに、森番になって、賢者の魔法使いになって声を聴いてもらえるようにはなってきたけれど、

「それだけじゃまだ足りない、世界を変えられない」

と発言します。

 

シノが変えたい世界、望む世界って?

 

大いなる厄災との戦いが終わってシノを賢者の魔法使いでもある英雄として世界が認めたとき、シノがヒースに向けて意外に、どんな「言葉」を放つのか、それを見届けたいです。

 

シノの親愛ストーリー、一部だけネタバレしましたが、ネタバレしていないすごくいい場面があります。

まだ読んでいない方はぜひ…!!

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