【A3!】夏組第3回公演のイベントストーリーが切ない&思いがけない伏線がこんなところに!

夏組第3回公演「抜錨!スカイ海賊団」、イベントストーリーを全部読んだよ!という人も多いのではないでしょうか。

私もさっそく読んでみましたが……。

これ、切ない。

いやいや、読む前からTwitterを見ていて、皆さんが「イベントストーリー良かった!」「辛い」と感想を上げているのを見てはいたのですが……

もうほんとにね、A3!のシナリオライターさん、すごすぎます。

以下、がっつりネタバレしていますので、「これからイベントストーリー読むよ」という方は、ここで回れ右してね。





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イベントストーリーで明かされる、斑鳩三角のバックボーン

夏組第3回公演「抜錨!スカイ海賊団」の主演は「さんかく~!!△△△」の三角なので、三角を中心とした、三角のバックボーンに迫るストーリーになっています。

いつも笑顔でおっとりした話し方をする三角はさんかくが大好き。

さんかくさんかく言っていて、変人扱いされています。

今回のイベントストーリーを読むまでは、私も「A3!は、こういうオカシイ人がいるっていう世界観なんだろうな」と思っていたのですが……




まずは復習!三角が夏組に加入したきっかけ

三角はオーディションを受けてMANKAIカンパニーに加入したわけではなく

MANKAIカンパニーの寮に、いつの間にか勝手に住み着いていました。

しかも自分で集めてきたさんかくを部屋の中に飾り、完璧なマイスペースを作成!

監督から超人じみた身体能力を評価されて夏組に加入することになりますが、なぜ寮に住みついたのかと問われると……

行くところがないから。

これはメインストーリーの2幕、夏組のストーリーで語られています。

そして行くところがない三角がMANKAIカンパニーの寮に住み着いた理由は

建物のフォルムが理由でした!

さんかくさんかく言ってる三角でしたが、天馬と張れるくらいの芝居ができる役者。

さて、こんな夏組が第1回公演の前に合宿に行ったときに。

合宿の様子をこう語った椋に、天馬が「俺は修学旅行に行ったことが無い」と返事をします。

芸能活動で忙しかった天馬は、学校行事はオールスルーだったそうですが……

なんと、三角も!

この、修学旅行費が出なかった、という言葉から、経済的に貧しい家庭で育ったのかと思っていました。

このとき、幸に「三角は家に帰ってないみたいだけど、たまに帰るの?」と聞かれ、三角はいつものおっとりした調子で「帰らない」と答えています。




三角は義務教育しか受けていない

紬と三角のクロスバクステで、2人が仕事について語り合う場面があります。

三角は紬に「学校や仕事は?」と聞かれ「学校には行ってないし、仕事もしていない」と答えます。

そして紬が家庭教師として、現国や古文を教えていると語ると「古文って?」と聞き返すのです。

古文は高校の授業で必ず出てくる科目。

つまり三角は「中学の修学旅行はお金を出してもらえなかったから参加することができず、高校の授業科目を知らないことから高校には通っていなかった」ということが分かります。

これは高校を中退したということではなく、進学自体をしなかったということです。

本人が進学を望まなかったのか、それとも家庭の事情がそれを許さなかったのか……

いずれにせよ、高校に進学をしなかったという点では、三角は非常にレアな生き方をしていることが分かります。

 

2018年6月1日追記

2018年のバースデーSRカードより、三角、高校に通っていたことが判明しました。

【A3!】三角がまさかの土筆高校出身!? 九門の先輩だった!?




三角が困惑している理由は、じいちゃんが思い出せないから

さて、夏組第3回公演のイベントストーリーは、夏組と監督の紙飛行機大会から始まります。紙飛行機大会で1番になった三角は、願い事を聞いてもらえることになり

これが三角の願い!

さて、そんな中、第3回公演の脚本が上がってきました。そのネタ元は、なんと、

三角のじいちゃん、八角さんが書いた初代夏組の脚本。海賊の物語だったのです。

というわけで、主演に立候補する三角。

ところが、夏組のメンバーにじいちゃんはどんな人だったのかと答えて、「すごく優しくて」と言いかけた後、三角は少し困惑します。

そして翌日から三角の様子がおかしくなっていくのです。

心配した仲間たちが三角に理由を尋ねると、

しかも、顔だけでなく、何を話したかなどいろいろなことが思い出せない、と語るのです。

以前はじいちゃんに関することは詳細に思い出せていたという三角でしたが……

三角がこんな不安を語ったことが、いままであったでしょうか。

いや、ない!

私が読んでいないバクステやイベントストーリーもあるけど、たぶんない!!!

三角がこんなに不安になって落ち着かないのは……

ちなみに三角のじいちゃんは6年前に亡くなっています。

三角は今19歳なので、13歳のとき。

三角は中学1年生で、守ってくれる存在を失ってしまったのです。

この後、三角のじいちゃんが残した「宝箱」をめぐり、MANKAIカンパニーの寮と劇場で宝探しが始まります。

ところが、最後のひとつがどうしても見つからない。

MANKAIカンパニー初代メンバーの雄三さんに助けを求めると、三角のじいちゃん、八角さんが亡くなったとき、親族が遺品をひとつ残らず持って行ったので、そのときに持って行ってしまったのではないかという話になるのです。

「実家に帰ったらあるんじゃないか」

と言われた三角ですが

三角って、何に対してでも「はーい」と、元気な返事をして、笑顔でいるのがデフォルトだったのに、曇った表情でNOを言うって、すごくすごく珍しいんですよね。

けれどこのままにしておけない夏組のメンバーたちは相談しあい、監督と椋の2人で三角の実家を訪れることに。

その話を聞いた三角は……

この表情が切ない!!!

いつもスマイル全開で「さんかく~!」な三角なのに……




超豪邸の三角の実家と、弟

さて、三角の実家はというと……

椋も驚く超豪邸の日本家屋。

そしてインターフォンを押す前に「見えたから」と一人の少年が出てきます。

八角さんの遺品を見せてもらえないかと頼むのですが、彼は「帰ってください」と取り合ってくれません。

仕方なく寮に戻ってきた監督と椋に

最初に、こう聞くのがすごく切ない!

三角にとって実家とは「嫌な思いをする場所」ということなんですよね。そして自分のかわり行ってくれた椋と監督が不愉快な思いをしなかったかを最初に心配する。

そして、こういう形で思いやりを見せる三角の優しさに、「ウゥッ…」ときてしまいました。

三角の話から、先ほどの少年が三角の弟、円であることが分かります。

三角曰く、円は成績もよくてなんでもできる弟。

両親も円をとても可愛がっていたと。

けれど仲良しの兄弟ではなくて

 

三角の両親も弟も、家庭の中で三角を無視していたことが分かります。

修学旅行の旅行費も出さないくらいの、虐待ともいえる仕打ちを受けていたわけです。

そして諦めきれない椋と監督はその後も何度か斑鳩家を訪れます。

最終的に椋は「本当のことを話そう」と自分の身分を明らかにし、円に、三角が役者として今度主演する舞台があること、調子が出ない三角を元気づけるために、八角さんの遺品を貸してほしいことを話すのです。

すると円は「嫌ってなんか……」と答え

父親に言われるまま、円は三角が遊びに誘っても応じることはありませんでした。

円は椋に、八角さんの遺品の中から「最後の宝箱」を手渡してくれます。

その宝箱の中からは……

ボイスレコーダーが。

カセットテープには、初代夏組の稽古風景の録音と、八角さんのメッセージが吹き込まれていたのです。

このね、劇団員Aのセリフが、「抜錨!スカイ海賊団」の公演曲「進め!パイレーツ」の歌詞と同じなんだよね。

三角が歌の中で言うセリフです。

そんなところにも「うわ、やった!芸が細かい……」とやられてしまいます。

稽古風景の後に吹き込まれていた、三角のじいちゃん、八角さんのメッセージは

これは、八角さんが幼い三角にも語っていたことだったのです。

演劇に興味を見せた三角に「いつかお前が芝居をするなら、最高の仲間と最高の舞台を見せてくれ」と。

夏組のメンバーの協力おかげでじいちゃんのことを思い出せた三角。

無事に公演を終えたあと、監督、椋と一緒に三角はこっそり弟の様子を見に行きます。

声はかけずに外から円を見つけた三角は……

紙飛行機を円に向けて飛ばし、そのまま椋と監督の所へ戻ります。

でも、円はこれだけで分かるんだよね。

一緒には遊ばなかったけど、三角は円に「紙飛行機作って遊ぼう」と声をかけていたことがあったのです。

言葉をかけないのは、自分と会ったことで円が怒られないようにという、三角の優しさなんだよね。

うう、切ない。

そして寮に帰る途中。三人は天馬、一成、幸とばったり。

心配して迎えにきた三人と合流し、冒頭の紙飛行機大会で1番だった三角の願い事を叶えるため、夏組だけで花火をやりに行くことにします。

三角は夜の川原で、実は最近じいちゃんのことを思い出すことが減っていたと語ります。

じいちゃんが死んで6年、その記憶がずっと鮮やかなまま三角の頭の中にあったのは何度も何度も繰り返し思い出していたからなんですよね。

どれだけ、今まで辛くて、頻繁に思い出していたのかを考えると、もう……

そんな三角に椋が

おそらく三角はその変人ぷりから、友達もいなかったのではないかと予想されます。

夏組の合宿のとき、修学旅行のくだりで、一成から「俺たち友達じゃん」と軽く言われたあと「ともだち~!」と三角が返すのですが、それがとっても嬉しそうなんですよね。

また、三角のバクステで、三角がカラスと会話をしている様子や猫と会話をしている様子が描かれているのですが、その辺りも、人間の友達がいないがゆえ、かと思うと……。

凄く孤独だったんじゃないかな、と思えるんですよね。

でも、メインストーリーの4幕では、紬と丞に「仲直りのしかたは簡単!」と仲直りの方法を教えてるんだよな……

さて、幼いころ三角はじいちゃんから「人生で大切なものは3つだ、3つあれば幸せになれる」と教えられたことがありました。3つで完璧になれると。

そして三角は、また来年も夏組のみんなで花火がしたい、と星に願うのです。

三角の笑顔の裏側に、すごく重たいものがあったのだなと思うと、もうほんと涙が……だったのですが、幸せを見つけられてよかったね!三角!




伏線、回収に行きます!!

さて、Twitterを見ていて呟いている方が多い、今回の三角のストーリーにかかる伏線ですが

メインストーリーで、夏組最初の稽古のとき。

天馬と三角は兄弟という設定でエチュードをしているのです。

三角はお兄ちゃん役。

そして弟を演じる天馬は「ろくに帰ってこない」と三角をなじります。

エチュードでは、父親が病気になって入院したことが分かり、2人は病院へ向かう、という結末です。

さて、本物の三角の弟・円に会ったことがある椋は……

天馬と円が似ているという感想を持っています。

そして三角は天馬を弟扱いしているんですよね。

夏組、そしてMANKAIカンパニーのメンバーは、三角にとって仲間でもあり家族でもあるのではないかと……これはみんな一緒か。

そしてもう一つ。

メインストーリー1幕で、咲也と監督が深夜の中庭で語り合う場面。

どうして咲也が演劇をやりたいと思ったのか、というきっかけについて咲也が話すのですが……

これが、「もしかして初代夏組の公演なのでは?」という声が上がっているのです。

雄三さんの口から、初代夏組の海賊の物語は何度も再演されていることが語られています。この海賊の芝居の公演中地震が起こり、芝居の雰囲気そのままに役者たちが咲也たち観客を避難させ、咲也はそれがずっと忘れられずに「自分も役者になりたい」と思ったのです。

さらに今後につながる伏線として、

・雄三さんが初代メンバーの写真を見たときに「あいつもこのころは……」という謎の発言をしている

という気になる場面と

三角の父親も劇作家のようなのですが、それが

なんと神木坂レニ、つまりGOD座の脚本家であることが書かれています。

てことは、丞は三角父の脚本で芝居をしていたということになるんだなー……。

しかも、実は円が三角父のゴーストライターではないかとにおわせるような雰囲気もあるのです。

てか、ここ、修羅の家じゃ……。

逃げ出せてよかったね、三角。でも残された円が心配だよね……

 

そして、今回のイベントストーリーを通して分かったことがひとつ。

 

三角がとってもとってもピュアないい子だということ。

今まで以上に三角が好きになったよ……

 

今回も思い切り楽しませてくれたA3!

ありがとうございました。





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