代々木アニメーション学院声優コースのドラフトオーディション、所属率やオーディションの内容に迫る！

代々木アニメーション学院の声優コースや声優タレント科に通うと、複数の声優事務所を招き、事務所から指名を受ける形式の「ドラフトオーディション」に参加できます。

貴重な事務所所属のチャンスであるだけでなく、複数の事務所から声がかかれば「自分から事務所を選ぶ」ことも可能という、声優志望者には夢のような機会です。

さて、この代々木アニメーション学院（代アニ）の声優ドラフトオーディション、いったいどのような形式で開催され、何人（何パーセント）の生徒が事務所に所属できるのでしょうか。

代アニの声優オーディションを徹底解説しちゃいます。

声優と会社員は両立できる？会社員をしながら声優を目指し、売れっ子になるまでシミュレーション

代アニの声優ドラフトオーディションが開催されるのは8月

代々木アニメーション学院の声優ドラフトオーディションが開催されるのは8月です。

ドラフトオーディションとは、たくさんの声優事務所や芸能事務所のマネージャーや社長を招いた会場で、生徒がセリフやナレーションを発表し、事務所が「この子、欲しい」「ぜひうちに」と声をかけってもらえるという指名オーディション。

生徒から「この事務所さんがいい」と指名はできませんが、多くの事務所から「うちに」「いや、ぜひうちに」と声をかけてもらえるかもしれないチャンスがあります。

代アニの声優ドラフトオーディションが行われるのは8月。5月からオーディション出場者を選ぶ選考が始まり、オーディション本番は2021年は8月17日でした。

代アニ声優ドラフトオーディションに参加できるのは、選ばれし者だけ

「え、なに、選考？」

と思った人もいるのでは。

そう、代々木アニメーション学院の声優ドラフトオーディションは全学生が無条件に参加できるわけではなく、学校から「自信を持って事務所の方に推薦できる」「この子は可能性がある」と選ばれた生徒だけが参加できる、選抜式オーディションなのです。

そのため、書類審査と実技審査を経て選ばれたツワモノたちだけがオーディションを受ける権利を得ます。

さらに言うと、代々木アニメーション学院には複数のコースがありますが、8月のドラフトオーディションに参加できる資格があるのは、エンタメ学部2年生の生徒に限られます。

5月に1次選考（書類審査）、6月に二次審査を行い、ここを通過した生徒で2回の合宿を行いオーディションに挑みます。

2021年の声優ドラフトオーディションに参加できたのは何人？全体の何割？

ドラフトオーディションに参加するのは、声優希望者のほか、アニソンの歌手になりたい人や2.5次元舞台に出演する俳優になりたい人、You Tuberなどになりたい生徒も含まれます。

1次審査を通過した生徒が191名。

2次審査を通過して、ドラフトオーディション出場権利を得た生徒が32名。

1次審査通過者の中から、16％の生徒だけがドラフトオーディションに出場できたわけです。

ドラフトオーディションに参加するのは、かなり狭き門だということがわかります。

声優ドラフトオーディションで、生徒は何をやるの？

このドラフトオーディション、選ばれた生徒は何をやるかと言うと……

自分がやるパフォーマンスについては、事前の合宿でそれぞれのプロから指導を受けることができます。

この合宿の様子はYou Tubeで公開されていますが、かなりきめ細かく質の高いレッスンとなっていることがわかります。

また、実際のオーディションでの生徒さんたちのパフォーマンスも動画内で公開されています。

代アニのドラフトオーディション、実際に事務所に所属できたのは何人？

オーディションで32名がそれぞれのパフォーんマンスを終えた後、一人ずつ舞台に出て、その子に声をかけたい事務所は挙手します。

そこで、自分にオファーがあるのか、あるとしたら一体何社からオファーがあるのかを知ることができます。

ちなみに2021年の代々木アニメーション学院ドラフトオーディションの結果は…

🎤ドラフトオーディション2021🎙️
所属決定！

多くの企業が参加する、
代アニ生だけのオーディション！

指名獲得者：29名💐
最多指名獲得：16社/1人

そして・・・
事務所への所属も決定‼️🎊

ドキュメンタリーも見れるWebでチェックしてみてください🎥

🔻詳細はコチラ🔻https://t.co/thDORyrvR5 pic.twitter.com/Sd9MJOnZLy

— 代々木アニメーション学院 official (@YAG_PR) December 6, 2021

90％の生徒が、どこかの事務所に所属できたことになります。

代アニの声優オーディションはこれだけじゃない

ちなみに、代々木アニメーション学院の生徒が受けられる声優オーディションはドラフトオーディションだけではなく、それ以外にも随時さまざまなオーディションが行われています。

もしドラフトオーディションが受けられなくても、それで「声優になれない」というわけではありませんし、ドラフトオーディションで指名されなかったとしても、卒業までの間に、どこかの事務所に所属できるように学校がサポートしてくれます。

ドラフトオーディションは確かに大きなチャンスですが、これが全てではありません。

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