声優になる人の特徴【性格編】～どんな性格が声優に向いている？～

ありますよ！

いろいろあるんだけど、まず最初に大事なのが、礼儀正しい人です

声優業界って、言ってみれば芸能界だから、やっぱり礼儀には厳しいです

もちろん！　あとは敬語を使えること、先輩を立てること、ちょっとしたときに手土産を持っていくとか、そういうお母さんの真似的な

この辺は、中学や高校で体育会系の部活に入っていて、上下関係が厳しかった人は自然にできるかもしれません。逆に、上下関係がほとんどないような環境で育ってきた人は難しいと感じるかも

よくわからなかったら、とりあえず大きい声で笑顔で挨拶して、あとはできていそうな人をよく見て真似をする！　そうやって少しずつ覚えていけば大丈夫です。

簡単に言うと、そうですね（笑）

筋トレや柔軟、発声練習、活舌。そういう基礎的なトレーニングを、当たり前のこととして毎日できることも大事です。「今日はクリスマスだから、お正月だから、記念日だからお休み」というのは基本的にありません！　毎日やることが当たり前にできることも大切です

たぶんそういう人って、トレーニングとか、基礎練習って意識じゃないんですよ。そういうのが習慣になっているし、なんなら楽しんでやってる。そうなれることが大事なのではと思います

そうそう、それ！！（笑）

私も毎日、外郎売りをやりますし、筋トレもします。やるのが当たり前になってる。友達が泊りに来た日もやっています。「今日は〇〇だからやらない」って言い訳をしない自分になれること、大事です。

それから、負けず嫌いな人。誰かに負けてる、劣っていると感じたら、そこで奮起して努力できるってことも大事です

声優の世界に入ったら、オーディションで戦うのはベテランの先輩や売れっ子の先輩。自分よりずっと経験がある上手い人たちです。

だから、オーディションで「私は本当にへたくそだ」「負けてる」って泣きたくなること、たくさんあります

けど、へこんで落ち込んで終わりにしたら、そこから成長できないでしょう。

そこで「負けたくない！」「私ももっといけるはず」と頑張ってきたから、今がある。

それは、今売れている人たち、お仕事をしている人たち、みんなそうだと思う。

負けず嫌いで、簡単にあきらめずに忍耐強く取り組めることって、声優を目指すうえでは本当に大事です！

できるだけ行ったほうがいいですね。特にプロの舞台なら勉強になることも多いです。知っている人が出ている舞台なら、ご挨拶して、「ちゃんと見に来ましたよ～」って、顔と名前を覚えてもらうことも大事だと思います。

あとは、事務所に入るとプロの現場でお仕事をしている方の飲み会に誘われることもあるんです。

そういうのもできるだけ参加して、みんなと仲良くなります。飲み会は営業の場です！！

困ったときに相談できる人や、頼れる人は、そういう場で作ったネットワークで見つかることも。飲み会は、お酒を飲みつつ人と仲良くなる場。できるだけ参加したほうがいいし、参加できるフットワークの軽さ、付き合いの良さは大事です

新しいことに、どんどん挑戦していけるっていうのも、声優に向いている性格だと思います。

声優って演技をするのが仕事だけれど、慣れていないと人前で演技をする、それも「思い切った」演技をするのって、怖かったり恥ずかしかったりすると思うの。

それはみんな同じだけど、あえて挑戦できる人。

クラスメートの前で演技するのは大丈夫になっても、オーディションは怖い。

けど、その「怖い」にチャレンジできる人。

そういう人が、最終的に「事務所所属」や「デビュー」をつかみ取っている感じがします。

だから、声優を目指すなら「怖い」「恥ずかしい」を乗り越えて、いろいろなことにチャレンジしてほしいです

養成所のレッスンで初めてみんなの前でナレーションを読んだときは、足も声も震えました（笑）

初めての収録でも、口がカラカラに乾いて心臓バクバクでした（笑）

でも、「怖い」に何度も挑んでいると、だんだん「怖い」が薄くなって余裕が出てきます。いかに早く余裕を持てるかも大事です！